2016年3月25日金曜日

理想の投球フォーム2大ポイントその2

埼玉県川越市でオスグッドやシンスプリント・野球肘などのスポーツ障害と

腰痛、坐骨神経痛の治療をメインで行っている村上接骨院の村上です。



治療院デスクより・・・

いつも読んでいただき本当にありがとうございます。



今日は野球肩などの投球障害になりにくい投球フォームについての続編です。

昨日、お話した2大ポイントが

①後方に上げる腕の位置

②右投げなら右股関節を支点とした骨盤の切り返しによる体幹のスイング動作

でしたね。

今日は②の股関節を支点とした骨盤の切り返しによる体幹のスイング動作に

ついてです。

昨日お話した腕を上げる位置、肩甲骨との水平面上にに挙げるのが理想とお話

しましたが、「それじゃあスピードが出ないよ~」って話しになります。そこで重要なのが

挙げた腕の位置はそのままで、体幹をしっかり捻って右投げなら右股関節に捻れを

感じるのがとても重要です。この股関節の捻じれは左足が着地する直前に最大限に

なっているのが理想で、その時に肩はまだ開かずにむしろ逆方向へのねじりを最大限に

しています。ここでの捻りの時間の長さがいわゆる「球持ちの長さ」になるのです。

そして左足の着地と同時に骨盤を切り返すとその骨盤の回転に引っ張られて上半身が

スイングするのです。ここでのポイントは骨盤を切り返す時に着地した左足の骨盤(臀部)

を後方に逃がしてあげる感じで動かすとうまく骨盤の切り返しが出来ます。

要は、上半身(腕や肩)は脱力して引き過ぎないで挙げる。そして下半身の捻じれ動作と

その反動動作を利用して体幹をスイングすることによって上半身は勝手に付いてくる

イメージなんです。(ちょっと説明が難しいですが・・・)



昨日の野茂選手のフォームですが、挙げた腕の位置はほぼ背中と水平ですよね。

そして、右股関節のねじりを最大限に溜め込んでいます。普通の方はここまで捻る

必要はありませんが、この捻りの反動から繰り出されるストレートがあったからこそ

日本人メジャーリーガーのパイオニアにまでなったのでしょうね。


この捻りがパワーを生みます


最後まで読んでくださりありがとうございます。
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