自律神経失調症とは
体内には自律神経といって体のあらゆる働きを調整する役割をもつ神経が存在します。自律神経失調症は、この調整がうまく行われない状態です。自律神経失調症になると様々な症状が出現し苦しい思いをしなくてはいけません。しかも現在でも詳しい原因はわかっておらず、どうしていいかわからないという方が多くいらっしゃいます。自分もそうかもしれない!と思っている方は是非最後までお付き合いください。
自律神経失調症の原因や症状について
・原因はわかっていないが因子は多数ある。
自律神経失調症の原因は身体的・精神的ストレスが大きく関与しているとされています。また、なりやすい体質などもあるようです。普段から生活習慣が乱れていたり、職場で常に気を張り詰めていなければいけないといった環境ストレスも大きく関与しています。その人のライフスタイルによって差があります。
・交感神経と副交感神経の存在
自律神経は交感神経と副交感神経に分けられます。交感神経は活動するときに興奮にする神経で、副交感神経は休む時に興奮する神経です。走ったり運動するときには交感神経が働きますが、運動後、徐々に落ち着いていく際に副交感神経が働くというイメージです。通常はこの2つが切り替わって、昼間は交感神経が優位に、夜になるにつれて副交感神経が優位になり睡眠をとる。このように生活する中で重要な役割を担っているのですが、この切り替わりがうまく出来ない、調整が不十分だと、不眠や、めまい、息苦しいなどの症状がでてきます。最近では、スマホやパソコン、TVなどから出ているブルーライトが自律神経を刺激して興奮してしまうので、不眠などの不調を起こすと言われています。なるべく寝る前にスマホやパソコンはいじらないようにするべきです。
症状について
個人によって起こる症状は様々です。めまいや胃腸の不快感、食欲がわかない、不眠、耳鳴り、息苦しい、頭痛、など症状は様々です。これらの症状のほかにも多数の症状があります。これにより日常生活が落ち着いて送ることが出来ない人がたくさんいらっしゃいます。人によっては寝返りを打つだけで吐き気を催す人もいます。
自律神経失調症になりやすい人とは
自律神経失調症の原因とされるのが、体質や性格や環境要因によるものです。
1-1.自律神経失調症になりやすい体質
自律神経失調症になりやすい体質の人とは、生まれつき虚弱である、疲れやすい、低血圧である、また、極端に寝起きが悪い、乗り物酔いをしやすい、赤ちゃんの時に吐き戻しが多かった人などもあげられます。
1-2.自律神経失調症になりやすい性格
また、性格面では完璧主義、ネガティブ思考、几帳面、人の評価を気にしてしまう、頼みごとが断れない人などが挙げられます。几帳面で何事もしっかりしていないと気が済まない!という方は注意が必要です。逆に、おおらかで大雑把な人ほどかかりにくいのか言われればそうではありません。何事もポジティブに考えることが出来るような余裕を持つようにしましょう。
1-3.自律神経失調症は女性に多い病気
女性は更年期に差し掛かるとホルモンバランスが大きく変化します。女性ホルモンの乱れにより、自律神経のバランスも大きく変化するのです。もちろん男性にもみられる疾患ではありますので男性の方も油断しないように。
最後に
自律神経失調症でお悩みの方はぜひ当院で一度治療を受けてみませんか?痛みを感じない治療をリラックスした状態で行います。整体と聞くとボキボキされるんじゃないか?と不安になるかと思いますが、その必要はありません。リラックスして受けれる施術です。皆様の来院お待ちしています。
0 件のコメント:
コメントを投稿