2019年8月16日金曜日

スマホ腱鞘炎の治療〜村上接骨院

33歳 女性 
普段は首や肩の痛みで定期的に通院している女性。
今回の治療の際に「最近スマホの使いすぎからなのか手首が痛いので診てほしい」と言われました。
確認すると手首の母指側の痛みがあります。
フィンケルシュタインテストという整形外科的検査法でも痛みがあります。


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ドケルバン腱鞘炎というやつです。
そもそも「ドケルバン病」とは、長母指外転筋腱と短母指伸筋腱の腱鞘炎のことで、親指の付け根や手首の親指側に発症し、親指を動かしたり手首を曲げたりしたときに、該当箇所がズキッと痛んだり、指が腫れたり動かせなくなったりする可能性もあります。

「スマホ腱鞘炎」と呼ばれることもあり、最近の原因で多いのはスマホの使いすぎで、特に片手で長時間、親指ばかりを酷使するような使い方をしている人は注意が必要だ。ほかにもPCのキーボードを強く叩きすぎるような人や、楽器演奏が原因となったりすることもあります。

当院ではこのスマホ腱鞘炎の治療法が確立しています。
手首を固定する撓側手根屈筋と尺側手根屈筋の使い方のバランスが悪くなると手首が不安定になり、この腱鞘炎を発症します。

とくに尺側手根屈筋の筋力を促通して使いすぎの撓側手根屈筋を緩めるのが重要です。
あとは、手の内在筋の出力も上げることも重要です。
これは、ばね指やヘバーデン結節にも同様の事が言えます。

今回のケースはまだ比較的軽症だったので5分ほどの治療でフィンケルシュタインテストも痛みなくできるようになり、患者様も何が起こったのかイマイチ理解出来てないようでした。

ドケルバン病(スマホ腱鞘炎)は放置しておくと、ちょっと触れただけでも激痛が起こったり、長期化してしまうので、早めの処置をオススメします。

腱鞘炎でお困りの方は当院までご相談くださいね。

埼玉県川越市 村上接骨院

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